但馬三大祭の一つ「川下祭り」
問い合わせ先:浜坂観光協会(0796-82-4580)
◆と き
平成29年7月15日(土)~17日(月)開催
浜坂ふるさと夏まつり花火大会は7月16日(日)開催
◆ところ
新温泉町浜坂地区一帯
◆川下祭りの内容
初日の宵祭りには、移動式の屋台が出て各種の演芸が披露されます。
二日目の本祭りには、神輿や鉾などの出し物が町内を練り歩く『渡御行列』が行われます。また、浜坂県民サンビーチに設けられた「御旅所」では、麒麟獅子舞が奉納されます。
三日目には、「お釜清め」や「浦安の舞」などの神事が行われ、神輿などの出し物が再び町内を練り歩いて宇都野神社へ帰り、一連の行事が終わります。
◆川下祭りとは
「川下祭り」は、但馬三大祭りの一つとして長い歴史を誇っています。毎年7月中旬に3日間にわたり、宇都野神社で行われます。
起源は江戸時代の中期にさかのぼるとされ、当時浜坂が豊岡京極領から天領に変わったのを機に、京都八坂神社(祇園社)の大祭にちなんで行われたのが始まりと伝えられます。
祭りでは江戸時代中期より宇都野神社の氏子の間に継承されてきた県指定重要無形文化財の「麒麟獅子」が奉納されます。
祭りの中心は、にぎやかに町内を練り歩くみこしと、県の無形民族文化財に指定されている麒麟獅子の優雅な舞。この3日間は町内がお祭りムードに酔いしれます。祭り当日は、御輿町内巡行の先導として麒麟獅子が町内の家々回りを家内安全を祈願しつつ舞います。また、今も昔も、浜坂の夏はこの川下祭りから始まります。